先日、高等学校の新指導要領のセミナーに参加してきました。

お国の作成する文章は、どうとでも解釈できるようなピントをぼかしてあるような文章なので、読解力ゼロの私にはなかなか骨がありすぎます。セミナーで要点をあげてくださるのは、大変ありがたい!

教科書の改定…というか、情報という教科の指導内容の組換え、見直しがあったようです。

今までの機械や専門用語やプログラムよりも、情報モラルや通信関係の知識やプレゼンテーション力の向上みたいな方向に流れが向いた感じがあります。
やることだけやってくれれば、何を授業に取り入れてもいいという学校にしかおせわになっていないので、今までもやらせていただいていたのですが、親分の方針が傾いてくれると安心して授業ができますね。

ちなみに、教科書の検定が通ったのが平成20年よりまえだったりするので、教科書にはスマートフォンも載っていないし、記録メディアもMOとかスマートメディアとかでマイクロSDが載っていなかったりします。
LANの構成も昔ながらのサバクラは載っていても、モバイル系の利用例はまるでないし…。

10年に一度改定じゃ、情報は『情報遅れ』になっちゃうよ!…って思います。

子供たちのほうが、早いよね。
ゲーム機やらボカロやらLINEやら、先生たちが知らない。

…何か新しいものに出会っても、騙されたり、罠にかからないように、『モラル』感を大きく持たせて対処できる力を養いたいような記載になっていたのも、教えていない事に出会っちゃうからなんでしょうね。


コミュニケーション能力や『モラル』を生かした判断力。

『情報』という授業の位置づけが、重たいのだと感じる次第。
よくよく熟慮して、臨まなければいけないですね。

あ、余談ですが、一日座りっぱなしのセミナーを受けての感想…
「授業は受けるものじゃなくて、するものだわっ!おしりが痛い!」